知っておきたい畳の知識
作業工程
表替(おもてがえ)
畳の土台となる畳床はそのまま使い、畳表と畳縁を新しく張り替える作業です。畳床に補修が必要な場合は補修します(家具などによるへこみや敷居との隙間など)。
裏返(うらがえし)
お使いの畳表の裏側を使い、畳縁を新しく取り替える作業です。畳床はそのまま利用します。表替えと同じく、畳床に補修が必要な場合は補修します。畳縁の交換が必要な場合はあわせて交換します。
新調(しんちょう)
畳そのものを新しく作る作業です。畳をお使いになる部屋の寸法を測り、畳そのものを一から作り上げます。
新調・板入れ(いたいれ)
畳を新しく作る時(新調)、畳床の端 (畳縁の付いていない部分。框[かまち]という)に板を縫い付けることをいいます。板入れをした畳は形状保持力があるため、長年のご利用でも角が丸くなりにくく、見栄えがよくなります。板入れの作業には高度な技術が必要で、一つ一つ手作業のため、仕上げには時間がかかります。