知っておきたい畳の知識
畳床(たたみとこ)
畳床には大きく分けて「わら床」と「建材床(わらを使っていないもの)」があります。一般的に、「わら床」は弾力性があって足触りもよく、保温性・調湿性があるため、木造家屋の純和室に最適です。 建材床はダニ等が発生しにくく、断熱効果がありますので、鉄筋・コンクリート製の家屋に適しています。お住まいの環境(木造・鉄骨など)に合わせたセレクトが必要です。ぜひ当社にご相談ください。
本畳床(わら床)
乾燥したわらを縦と横に、厚さ40cm程度の層になるように交互に積み、圧縮して縫ったもの。弾力性・吸湿性があり、足触りもよい。上物ほどわらの配層がしっかりしていて密度も高く、細かく縫い上げているので寿命が長くなります。
最高級棕櫚(しゅろ)裏付本畳床
棕櫚(しゅろ)の毛を編んで、わら床の裏に縫い付けた畳床。湿気に弱いわらを棕櫚の毛で覆い、耐湿性を高めたものです。
高級丹波裏付本畳床
丹波表という粗い畳表をわら床の裏に縫い付けた畳床。棕櫚畳床と同様に耐湿性の高いものです。
わらサンド畳床
わらの内層にポリスチレンフォームをはさんだ畳床。断熱性に優れており、足触りもわら床と同様で、わら床よりリーズナブルです。
建材畳床(3層)
わらを使わない畳床。インシュレーションボード(たたみボード、木材チップが原料)および発泡ポリスチレンフォームを使い製造されています。2層タイプより耐久性があります。
建材畳床(2層)
わらを使わない畳床。インシュレーションボード(たたみボード、木材チップが原料)および発泡ポリスチレンフォームを使い製造されています。